田口智隆 「年収300万円でもお金の奴隷から開放されるたった一つの方法」 お金に困らない人生にするために。

作家
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みんなお金好きでしょ?できればほしいでしょ?ってかほしいでしょ?

まぁそんな積極的にほしくなくても、それでもせめてお金に困らない人生にはしたいものですよね。

そんなふうに、死ぬまでお金に困らない人生を送るためのヒントみたいなものがこの本にはあるかもしれません。ないかもしれません。

もしかしたらあなたの人生を変えてくれるかもしれない、でも変えてくれないかもしれない。そんなゆるい感じで読んでいい本だとおもいます。

ハードルは下げておいたほうがいいと思うので。そんな1冊を紹介します。

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投資への恐怖心が消える

投資というと、株とかFXとか、ギャンブルに近いようなもののようなイメージというか。とにもかくにも危ないものなんじゃないかと思っているのではないでしょうか。

投資そのものが危ないってよりも、儲かりそうってだけで不勉強なまま参入する奴らが危ないってだけの話なんだけど。

簡単にいえばそんな不勉強な人たちはこの本を手に取るべき。ギャンブルではない、リスクを可能な限り減らしつつ、お金を増やしていく本来の投資というものが紹介されています。

投資=危険、そんなあなたのイメージを覆してくれるとおもいますよー。

リスクは避けるのではなく分散するものであり、それを実現するのがドルコスト平均法

意外とこれを理解している人は少ないんですけど、リスクを避けていたらなにもできないんですよ。何事にもリスクはつきもの。あたりめーの話

絶対ついてくるのがリスクなんですからそれらは避けられない。それなら分散してしまおうと。

この本で紹介されている、投資信託積立投資というのはまさにそれです。

なにに投資すればいいのかわからない、どれだけ投資すればいいのかわからない、いつ投資すればいいのかわからない。

わからないのであれば、全部に投資しちゃえばいいのです。

すべての銘柄に投資して、常に一定の金額で、タイミングではなく定期的に投資し続ける、というスタイルです。

ちなみに、投資信託というのは簡単に言うと株式・債権などの金融資産のパック商品です。

ひとつの株式銘柄だけだと思わぬ値動きをするなどリスクが大きいですが、パック商品となることで一つの銘柄が大きく動いても影響を抑えることができます。

その分、値上がりに関しても大きく増えるってことは難しくもなりますけど。良くも悪くも分散という性格を持っているのが投資信託です。

本来であれば十分な資金がないと買えないような銘柄も、投資信託で買うことにより少ない金額からたくさんの金融商品を買うことができるのです。

つまり、投資信託を月ごとに積立投資していくことで、毎月自分の決めた額を、数種類の株式・債権に毎月投資することができます。

銘柄と買う量と、さらに買うタイミング、それらすべてのリスクを分散できる手法というわけです。この手法のことをドルコスト平均法といいます。めっちゃ簡単でかつパフォーマンスのいい方法でしょー?

さらに最近では投資信託の積立投資は1000円程度から始めることができます。外食一回分の費用から投資をすることができるわけです。超おてがる。

ただ、積立というのは長期でやってこそですから。5年から10年程度を目安としましょう。あくまで時間を使うことでのリスク低減。

時間をかけることで最強の投資法になりえるのが投資信託の積立投資だってことです。

とはいえまずは支出を減らすことから

お金持ちの法則と言われる数式があるんですね。それが、収入-支出+(資産×利回り)です。

投資を勧めている本書ですけど、著者である田口智隆さんは節約から始めましょうと言っています。

収入を増やすのは簡単じゃないし、資産が少なければ高い利回りがあってもそれほど多く増やすことができない。

でも、支出を減らすことは今からでもできるでしょ?資産形成への第一歩は支出を減らすことからです。

投資信託の積立投資をはじめてみる?

じゃあいざ始めようと思ってもなにを買えばいいの?ってなるでしょ?実は投資信託ならなんでも良いってわけでもないんですよ。

投資信託の選び方としては、

  • 日本経済のインデックスファンド
  • 手数料の低いもの
  • 配当型でないもの

となります。

日本経済のインデックスファンドとは、日本経済に連動して価格の変動するものとなります。日本に住む以上は感覚的にわかりやすい日本経済のインデックスファンドがいいんでしょうね。

手数料の低いものを選ぶ理由は言わずもがな。手数料が高いからっていい投資信託とは限らないので、それなら手数料の安さだけで決めちゃっていいんですよね。つーか積立ならそのほうがメリットが大きいです。

配当型ではないものを選ぶ理由は、配当型を選んでしまうと複利での運用にならなくなるため。月ごととかでお小遣いがもらえればそりゃ嬉しいでしょうけど、その分投資信託の価値が下がってしまって結局損してる、なんてのもよくあることです。それなら配当のないものを選んでおけば積立することとあわせてリスクを減らすことができます。

ちなみに、この本では4つの投資信託が紹介されています。

  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド  セゾン投信にて取り扱い
  • 楽天資産形成ファンフド(愛称:楽天525)  楽天証券にて取り扱い
  • SBI資産設計オープン(愛称:スゴ6)  SBI証券にて取り扱い
  • マネックス資産設計ファンド  マネックス証券にて取り扱い

どの商品も証券会社直販の投資信託であるため手数料が安いのが大きな特徴です。

そして、どの投資信託でも、ここ5年のパフォーマンスは年利回り10%を超えています。

この10%というのは、実は驚異的な数字なんですよ。今じゃあ銀行の預金が0.002%ですので、預金の5000倍です。5000倍!!

よくわからんー!って人は迷ったらこのどれかから積立を始めるのがいいかと思います。

著者の田口さんは投資信託の積立投資だけで経済的自由を得たわけではない

一応これは覚えておいてほしいところですけど、著者である田口智隆さんは今ではいわゆる経済的自由な状態にまでなっています、

ただ、投資信託の積立投資だけで経済的自由を得たわけではない、ということです。積立投資の積立は行っていましたが、それ以上に日々の節約、そして自身のビジネス。

すべてが上手くいった結果、経済的な自由を得ることができたのです。

節約で支出を減らし、事業を拡大させて収入を多くし、投資で増やしていく。すべてが上手く回った結果だということ。

この本で紹介される積立投資は、あくまで将来的なお金の不安をなくすためのものです。勘違いしちゃダメよ。

もし経済的自由を目指すのであれば、もちろんここに書かれていることだけをやってるぐらいじゃできっこないってこと。もっと多くのことをがんばんないとね。

とりあえず投資信託の積立はじめます

ワンアクション、ということで投資信託の積立投資をはじめてみました。

使い勝手の良さから楽天証券にて口座を開設し、楽天資産形成ファンド(楽天525)と世界経済インデックスファンドにてそれぞれ月10000円の積立投資をすることとしました。

先のことはわかんないですし、リスクの少ない方法だと言っても損をする可能性はあります。まぁするつもりもないんだけど。笑

どっちにせよそんなんは自己責任。損することで成長できるとでも思って自分を慰めます。それでもなんもしないと今のままどころか衰えるだけなのよね。それなら行動しましょうよって話。

うまくいった時のことだけを想像しとけば、そこには楽しみしかないってことよ。

それではまたーねー。以上、あぽかる(@apokaru)でした。Yes,I’m Apokaru!