橘玲「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」は日本版のお金の教科書だ。

作家
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お金の教科書といったらロバートキヨサキさん金持ち父さん貧乏父さんがまっさきに出てくるんじゃないですか?ド定番ですよね。わたしも記事にてるくらいには。

そのお金の教科書の日本版というべきものが、橘玲さんお金持ちになれる黄金の羽根の拾い方。つーか金持ち父さんは日本の経済事情と合ってなくって、半分以上はあまり参考にならないのよね。

現代日本で今後も生きていくって人は絶対に読んでおく一冊です。知ってると知らないとじゃあ大違いだからね!

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黄金の羽根とはなにか

まずはこれ。黄金の羽根ってなんやねんって思うでしょうよ。本書で言う黄金の羽根とは、

制度の歪みから構造的に発生する”幸運”。手に入れたものに大きな利益をもたらす。

ということです。引用してます。

この本は2002年に発売されたオリジナル版と、2014年に発売された改訂版の黄金の羽根の拾い方2015の2つがあります。

2015では改訂と訳30ページの加筆がされましたが、おおまかな内容は変わっていません。それはつまり、2015年になった今でもまだまだ黄金の羽根は拾えるということです。

ただまぁある程度時代が出るのはいたしかたなく、当時通用した例としては2002年のワールドカップのことが書かれていたりします。内容はこんな感じ。

国内では品薄だったチケットも、海外割当の分はむしろ余っており、日本国外からであれば競争もなく余裕で買うことができた。

これは日本国内からでは日本国内に割り当てられたチケットしか買えないという制度と、日本国外割当のチケットは余っているという幸運。海外割当のものは日本国外からでしか買えなかったんですねー。知らんかった。

この黄金の羽根に早くから気づいていた人は、海外にいる知り合いだったりいなければ業者に頼み海外販売分のチケットを入手していました。

7000円のチケットが暴騰し20万円以上で取引されていたというのだから、とんでもねー。この黄金の羽根を手にれることができた人はバカにできないぐらいの莫大な利益をえることができたでしょう。

こういった黄金の羽根に早くから気づき、それを実践するというのが黄金の羽根を拾うってことなわけですねー。いろいろと小難しい制度の多すぎる現代の弊害とも言えるのだけれど。

サラリーマン+個人事業が手軽で最強

自分に照らし合わせてサラリーマンが現実的に行える黄金の羽根の拾い方となると、個人と法人を使いこなす、ってのがありました。

個人と法人を使いこなす方法は書き出すと結構膨大なんで、そっちは本書内で読んでもらえればと思います。

ここからはどちらかというと本書内容を参考にしたわたしの考え。というのもやっぱりわたしはサラリーマンだから。

法人にしようとすると、やっぱりいろいろと制約があります。サラリーマンが法人をもとうというのは実際はなかなか現実的ではないのです。

だからこそわたしが考えるのはサラリーマン+個人事業(副業)、ということです。

法人ほどいろいろな手段が使えるわけではないのですが、経費が計上できるってだけでも十分なメリットがあると思うんですよ。実際に仕事するために使ったお金なんだからね。

経費を計上することで、サラリーマンではできなかった節税を行なうこともできます。そうなんですよ、黄金の羽根を拾うということの多くは節税と言ってもいいと思うんです。当然節税ですから合法な範囲内でね。そこを超えればただの脱税ですから。犯罪ですよ、犯罪。

わたし自身は税金は払うことに意味があると考えてはいますけどね。それでも必要要以上に払いたいものではないですしねー。

節税ってのはズルするとかじゃなくって、適切な税金のみを払うということが節税ってことだと思うんですよ。重複した徴税が問題になるのも根本的には同じことなんですよ。あくまでも適切にねってこと。

つまり収入を増やしながら税金を適正化していくことのできるサラリーマン+個人事業が最強であるってこと。超お手軽ですから。

兼業で作った事業を法人にしていくというのがひとつのゴールになるのでしょうか。でもまぁそれは人それぞれですからね。アフィリエイターが法人成りだとか言って騒いでたりしますけど、それだけが全てじゃないですからねー。

自分にあったゴールを決めておくのが一番大事じゃないのともおもいます。ぼんやりとした目的設定はやっぱりブレやすいですからね。

それでは。またーねー。以上、あぽかる(@apokaru)でした。Yes,I’m Apokaru!