個人的には、このライブは映像化されないんじゃないのかなーなんて思ってたんですよ。リリースの発表もされないしで、残念だけど仕方がないかーなんて。
メンバーとしてもいろいろと葛藤があったと思う。本当にリリースしていいのだろうかとか、別公演の映像を使うとか他にも何かやり方はあるんじゃないのかだとか。
その一方で大人の事情なんかもあったりもするだろう。関ジャニ∞がDVDを出すかどうかで億単位の売上が変わってくるわけなんだから。
そんな中で、限定生産という形で発売されたわけです。どんな形にしろリリースしてくれたことは素直に嬉しい。
ライブいけていない自分からしたらやっぱり見たい気持ちはあって、大倉くんがいないのはまぁ寂しいけどもでもせっかくなんだから楽しまないのは損じゃない?
関ジャニ∞のライブが観たくてDVDを観ている
先にちょっと書いとかないといかんな~ってことがあって、amazonとかのレビュー見るとファン映しすぎ!みたいな意見が多いの。
まぁわからんでもない。関ジャニ∞のファンが観たいのは関ジャニ∞のメンバーだもんな。でもさ、これって関ジャニ∞のライブDVDなわけ。
関ジャニ∞のライブってのはエイトとエイターでつくり上げるものじゃない?そしてそれをサポートしてくれるスタッフとバックのミュージシャンたちと。
わたしは関ジャニ∞のライブが観たくて、DVDを買って観ている。メンバーが歌って踊って演奏するのが関ジャニ∞のライブだし、そこで一緒に盛り上がっているエイターもやっぱり関ジャニ∞のライブだ。
それを、ファンを映しすぎ!みたいなのはよくわからねーんだわ。メンバーだけを観たいならライブDVDを観るのはちょっと違うんじゃねーのって思う。
バックのストリングスとかブラス隊とかそういうのが映されるのとかめっちゃ好きなんだけどね。生音演奏にこだわる関ジャニ∞らしさってのが伝わってくるから。
渋谷すばるという男
こっからは感想書いていきます。
一番印象に残ったのは、すばるのコンディションがよかったなってこと。ただ、これは裏を返せば大倉をフォローしようとした故だったのかなとも。
「大倉もありがとうって言ってます」「6人だろうが7人だろうが8人だろうが関係ない」、ともすれば批判されそうなことを真っ向から言えるのがこの人の魅力なんだと思う。
そんでもってあのタイミングで涙を流すのとかは本当にずるい。壮大なコントだとかさんざん茶化しておいて、でも心のなかでは本当に悔しかっただろうなーってのが伝わる。
その一方で、こういう時でも涙は見せない村上とか錦戸なんかは逆にプロだなーとも思わせられる。
渋谷すばるの歌に惚れて関ジャニ∞のファンになった自分だけど、深く知れば知るほどこの男のことを好きになっていってる気がするなー。
いいセットリストだったんだなーって素直におもった
ライブレポとか見て、なんかセットリスト微妙だなーっておもったりしたんだわ。
なんで一曲目がキングオブ男なの?別にこのアルバムの曲でもないのに……だとか、ズッコケ男道なんでバンドでやんねーの、明らかにバンドでやる流れじゃんか!みたいなのとか。
でも観たら観たでなんとなく納得しちゃったなーと。最初のキングオブ男はたしかにかっこよくて盛り上がったし、トロッコとムービングステージで手を振るメンバーを観たらズッコケ男道ってこうだったんだよなーともなる。
ズッコケ男道についてはバンドで演る曲っていうふうにはしたくなかったんだろうな。大事にしている曲なんだと思う。
夏の恋人もあんまり好きな曲でもなかったんだけど、あんだけ特効ドカドカいれて演られたらそりゃ好きになるよねっていうね。関ジャニ∞は映像で観ると印象が変わる曲が多い。
だから、やっぱりこうやって通して観るといい曲録だったなーって思ったわけ。大倉がいないのが悔やまれるほどに。言ってもしゃーないんだけどね。
バンドの関ジャニ∞はやっぱりかっこいい
バンドスタイルの関ジャニ∞はやっぱりめちゃくちゃかっこいい。ふりむくわけにはいかないぜはやっぱりエイトにめっちゃ合ってるなーとか、LIFE、言ったじゃないかは洗練されてきてるなーとか。
Heavenly Psychoのニューバージョンもいい感じだなーとか、勝手に仕上がれのK・A・N・J・A・N・I・E・I・G・H・Tのコールのわちゃわちゃした感じだとか、ライブ感がすごかった。
セッション代わりのHigh Spiritsもくっそかっけーわ。キーボードとトランペットとハーモニカのセッションが聴けるのは関ジャニ∞だけだよまじで。
関ジャニ∞のバンドはもはや唯一無二の存在感を得てきていると思う、マジで。
感動するレベルのユニット曲
このライブはユニット曲がめちゃくちゃ良かった。村上とすばるのセッションとか超アツい。ラストの握手とか鳥肌立つわ。
錦戸と横山の、サックスとトランペットのセッションも負けじと良かった。JUKE BOXのライブのフリがここに来てきたかっていうね。
そして関ジミ。曲調とメンバー見て、これはバンドでやるんかなーとか思ってたからまさかのこの路線って感じではあったんだけど。大倉代わりのすばるがはしゃぎまくってたのが印象強すぎる。
大倉バージョンが観られなかったのが心残りだなー。
今の関ジャニ∞がここにある
すばるが言うように、今の関ジャニ∞がこれなんだろうなと。
大倉不在でパート割りメッチャクチャで、フォーメーションもぶっちゃけひどいもんだった。WASABIとか次のライブあたりでしっかりしたものをやってほしいなーって思う。
でもさ、これが今の関ジャニ∞なんだろうなってのはすごく納得できた。メンバーがひとり足りないなら、不器用でもそれをみんなでフォローする。
こういう繋がりとか絆みたいなものが今の関ジャニ∞だって言うのであれば、それはやっぱり納得できちゃうよねてこと。
感動の押し売りはいらないけどね。でもメンバーが大倉がイないってことを本気で悔しがっているのは伝わってくるから、それでいいんだろうなっておもった。
ということで、賛否両論があるらしいこの映像作品。わたしはこれで良かったんだとおもいますよ。めっちゃ満足していますから。
求めるものが違ってるのはしょうがない、でも楽しんだもん勝ちだと思うのでね。
それではこのへんで。またーねー。
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