個人的にめちゃくちゃ楽しみにしていたんですが、10-FEET主催の野外フェス京都大作戦は悪天候のため中止になってしまいました。
ロックフェスは数多くあれど、なにを差し置いても参加したいフェスとなるとわたしにとっては京都大作戦以外ないのでホントに残念。
ただ、一方で中止になったことであらためてわかったのが京都大作戦はみんなからめちゃくちゃ愛されているフェスだということ。
それが再確認できたおかげで、中止を残念に思う以上に来年に期待したいって思えるようになりました。
バンド仲間との熱い絆
初日の公演が中止が決まったとき、出演するしないに関わらず多くのバンドから応援のメッセージが10-FEETにきたそうです。
出演するしない問わず。全国のバンド仲間から沢山の励ましの連絡が着てます。本当に有り難いです。お客さんからも多くの声が届いています。いろんな意見がありますがどれも皆の安全を気遣う事を前提での芯のある暖かい言葉ばかりです。みんなの想いも受けながらしっかり判断していきます。ありがとう。
— タクマ 10-FEET (@takuma10feet) July 6, 2018
色々なバンド仲間から心配の声や励ましの声等があった中、マキシマムザホルモンからはすでに来年のスケジュールを押さえたって連絡もあったそうです。
ホルモンのナヲは1日目の中止が決まる前から"もしダメになったら来年も空けとくから安全第一でしっかり判断してきなよ!"と連絡くれた。他にも優しく厳しく沢山言ってくれてお母さんみたいだった。愛しか感じない。
— タクマ 10-FEET (@takuma10feet) July 6, 2018
また、BRAHMANは来年に向けてもうアップを始めたなんてツイートを。
来年開催される「 京都大作戦 2019 」に向けて、アップを始めたようです…!! ((( ;・`ヘ´・;)ゞ#BRAHMAN #京都大作戦2018 #京都大作戦2019 #天候回復祈願 pic.twitter.com/D5oTKX0af1
— BRAHMAN/OAU (@tacticsrecords) 2018年7月6日
特に2018年の初日の後半のタイムテーブルは去年のリベンジという気持ちが込められていたはずですし、本当に悔しかったと思います。
京都大作戦
初年度を台風で飛ばして
10周年を雷で中断
新しい歴史を始めようとした年だったでしょう後半は昨年と同じタイテに意味を感じて俺も絶対に上回るイメージを作ってた
ライブしたかったな
10-FEETならびに運営スタッフの苦渋の判断に敬意を
みんな辛いけど、誰も悪くない事を理解しよう
— 茂木 洋晃 (@MOTEKI_G_FREAK) July 6, 2018
他にも、今年は出演していなかったSiMのMAHくんもいても立ってもいられずに京都に駆けつけただとか。
京都大作戦の中止が発表されてすぐ、タクシーを呼んだ。元々行く予定だったけど、会いに行かなきゃと思った。そのまま京都滞在3日間。太陽ヶ丘にも行ってきた。お客さん達も色々飲み込んだ思いはあるだろうけど、結果生きてりゃオッケー。また出来る!と言い聞かせ…https://t.co/5f4kpCeGkX
— MAH (@MAHfromSiM) July 9, 2018
出演予定のバンドやかつて出演していたバンドたちからも激励の熱い言葉が。
京都大作戦中止、この事をどんなに時間が経っても美談になる日はこないだろう
みんな悔しいからただ、あの日があったから意地を張って、胸を張ってやってきたんだっていう
日は必ずくるいつか来るその日まで
いつまでもギラギラしながら
いつでも最高の温度でステージに上がる準備をしておくだけだ— Hawaiian 6 hatano (@Hatanoikki) July 7, 2018
京都大作戦…無念だろうな…。ご出演者のみんな、ご来場者のみんな、そして何より10-FEETの三人が。あんなに楽しい音楽祭、ないもんな。誰もが一年待ってたんだもんな。参加者全員の安全を考慮しての苦渋の決断、リスペクトしかないです。でも来年、間違いなくとんでもない事になるフラグが立ったね。
— 綾小路 翔 (@ShowAyanocozey) July 7, 2018
たぶん、これが他のフェスだったらここまでいろいろな声が上がってくるってことはなかったと思うんですよ。
サマソニやフジロックのような日本を代表する大型フェスよりも、それ以上に出たいフェスだなんてことをバンド側から言われることもあるのが京都大作戦です。
中止はもちろん残念なんですけど、本当に多くのバンドにとって特別なフェスなんだなぁってのが今回の中止であらためてわかったのはすごい良かったなと思います。
地元に根付いたロックフェス
京都の名を関して10年続いてきたフェスだけあって、京都大作戦は地元に根付いたフェスになってきていると思います。
だって、いくら悪天候による中止だからってホテルがキャンセル料いらいないですなんて普通ないでしょ?
さっき大作戦のため抑えてたホテルに連絡したところ
ホテルの人から
京都大作戦?残念やし悔しいですね
キャンセル料は結構ですその代わりまた来年お待ちしてます
って言われた˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚
改めて10-FEETってバンドと京都大作戦の凄さに感動した˚‧º·(˚ ˃̣̣̥⌓˂̣̣̥ )‧º·˚
— 誠 (@zensuehiro) July 7, 2018
他にもこんな看板まで作ってくれてDVDの上映会をしてくれたホテルもあったんだとか。
私が泊まってるホテル最高かよ!#京都大作戦 pic.twitter.com/hAMAeoGeFv
— ヤバイ下着屋さん(京都大作戦) (@Rockricecake) July 6, 2018
もうホントにすごいとしか言えないです。最近は各地でロックフェスが開催されていますが、ここまで地域に愛されてるフェスなんてないんじゃないかな。
実際、わたしの周りでもロックなんか全然興味ない50歳近い会社の先輩が、よく京都に遊びに行くってだけで京都大作戦のことは知っていましたからね。
10年以上続けるってだけでもしっかりと地域の理解がないと続けられないですもんね、地域に根付く、地域に愛されるイベントってのはこういうことなんだなぁって思わされました。
来年に期待するファンたち
出演予定だったバンドがもうすでに来年の京都大作戦を見据えているように、参加予定だったファンの多くが来年に期待しています。
中止をアナウンスした京都大作戦公式アカウントのツイートにも恨み言をいうようなリプはほとんどなく、むしろ来年楽しみにしています!といったものが多いです。
【京都大作戦2018 DAY2開催に関するお知らせ】
先日から続いております悪天候により、皆様の安全を考慮し開催の可否を協議させて頂いた結果、7/8の開催を中止とさせて頂きます。払い戻しに関しては7/9にお知らせさせて頂く予定です。ご理解のほどお願い致します。https://t.co/gHzu18A4cW #mik2018— 京都大作戦 (@MI_KYOTO) July 7, 2018
間違いなく来年の京都大作戦はとてつもないことになります。ファンのみんなが京都大作戦が大好きだからこそ、今年行けなかったことを残念に思う以上に来年に期待しているんですよね。
もちろんわたし自身もそうです。悪天候だけはもうどうしようもないんだから、来年すごいものを観せてほしい。もうそれだけですね。
ちなみに、京都大作戦は中止になったもののせっかくだからってことで京都に遊びに行っていたんですけども、そこでたまたま会った京都大作戦のTシャツを着た家族連れの方と話す機会があって、その方も最後にまた来年!と声をかけてくれました。
みんな同じ気持ちなんだなって、すごく嬉しかったですね。
京都大作戦に泥を塗るような行為はやめてくれ
最後にこれだけは書いておかないといけないなとは思うんですけども、これだけ多くの人が大事に思っている特別なフェスが京都大作戦です。
その京都大作戦に迷惑をかけるような行為は絶対にやめてほしい。なんのことを指しているかというと、悪い意味で話題になってしまったユニバ大作戦のことです。
J-CASTニュース USJ園内で「大迷惑」モッシュ騒動 ロックフェス中止で若者「大暴れ」
中止になってフラストレーションが溜まっているのはわかりますし、せっかくだからユニバで遊ぼうって気持ちもわかります。つーかわたしもユニバ行ったし……。恥ずかしながらこんな事が起こってたのは全然気づきませんでした。
でもやっぱり場所はわきまえないといけないですよね。仲間内で騒ぎたいだけだったらカラオケの大部屋でも行けばいいじゃないですか。わざわざユニバでやる必要がない。
音楽が好きとかってよりもただ騒ぎたいだけなんでしょうね。じゃなければこれが10-FEETや京都大作戦にどれだけ迷惑のかかるコウイカってことぐらいはわかるでしょ?
Dragon AshのKjが去年MCで言っていたように、毎年開催できることは当たり前じゃないんですよ。実際、悪天候で今年は中止になったわけで。
なにがきっかけで開催できなくなるかなんてわからない。浅はかな行動が原因で京都大作戦が潰れちゃうなんてことになったらめちゃくちゃ恨まれますよ。
くれぐれも馬鹿な行動は慎んでいただきたい。京都大作戦が好きならばなおさらね。
そんな感じで、来年の京都大作戦の開催を願って、あとチケットが取れることも願って……。それではまたー。
今年DVD発売してくれてよかった。これで1年なんとか頑張れそうだ……