関ジャニ∞の最新シングル「罪と夏」。わたしとしては珍しく初回盤A・初回盤B、通常盤の3枚買いなんていう暴挙にでてしまいました。
ってことでせっかくなんで、全曲感想を上げていこうと思います。しっかしエイトももう35枚目ですって。振り返れば遠くまで来たもんだ。
最近の関ジャニ∞のシングル曲に思うこと
罪と夏の感想のその前にちょっと思っていることがあって、ここ最近のエイトのシングルって全体的にクオリティ高いなーって。
これってわたしが思ってるだけではあるんですけど、関ジャニ∞というグループのスタイルみたいなものが確立されてきてるからなんじゃないのかなって思っています。
今でこそ関ジャニ∞の音楽性というと、楽しく元気になれる曲が多いみたいなイメージだと思うんです。そしてかっこいい関ジャニ∞として、バンドとしてのイメージなんかも徐々に浸透してきていると思う。
その一方で初期の関ジャニ∞のイメージっていうと歌謡曲だとか演歌だとか、言ってしまえば色物方面なわけですよね。
この当時のことについてはインタビューなんかでも読んだ記憶があるんですけど、メンバーとしてももっとかっこいい関ジャニ∞を出していきたかった、要するに初期の方向性に引っかかる部分があったんだろうなーって思うんです。
それが今ではメンバーがやりたいと思ってることと、求められているものが合致してきているんだろうなーって。これは楽曲を提供してくれている人たちにしてもたぶんそうで、関ジャニ∞のイメージが固まったことで関ジャニ∞らしい楽曲を作ってもらえるんだろうなと思います。
このへんはアルバム関ジャニ∞の元気が出るCDにも同じことが言えるんじゃないかなーと。だからこそあれほどの作品が作られたんだなって。
なんてことを考えながら聴いたニューシングル罪と夏でした。それでは全曲感想いきます。
関ジャニ∞「罪と夏」全曲感想
罪と夏
初回盤A・初回盤B・通常盤すべてに収録。まぁ表題曲だから当たり前か。
関ジャニ∞初の夏ソング!という触れ込みの本曲。夏っぽい曲といえばクラゲだとあDear Summer様だとか純情恋花火だとかあるけど、シングル曲でってことだよね。
冬ソングはいっぱいあるのに今まで夏ソングはなかったってのは思えば確かに意外だなーとは思います。
楽曲は夏らしさとエイトらしさ全快のロックナンバー。ライブなんかでも間違い悪盛り上がる楽曲に仕上がってますね。
この曲は歌番組で何回か聴いてていい感じだなーと思ってたんだけど、CDで聴くとそれ以上にめちゃくちゃ良く聴こえる。
やっぱりエイトは生歌にこだわる分、音楽番組だと音響に難があったりする場合もあってバラバラに聴こえがちなんですよね。ライブなんかだとしっかりそのへんは調整してくれてる印象ですけど。
そういう意味でやっぱりCDで聴くと良く聴こえるってのは前向きスクリームの時も思ったことでもあります。騒がしい曲はバラバラに聴こえやすいからね。
何度か聴いてて思ったことはまずギターの音がすごくいい感じ。相変わらずの音の多さが魅力的でもあるんだけど、最近のエイトのこの手の曲はロックとしてもしっかり作られているからすごくかっこいいんだよな。
ラスト大サビでストリングスが一気に入ってくるのもすっげー気持ちいい。キャッチーなメロディに目が行きがちだけど、演奏の良さがまずこの曲にはあるなーと思います。
そして次に歌割りの良さ。エイトの王道的な歌割りで、低音は大倉、高音はヤス。すばるのメインパートは多いけどソロはほぼ無し。
具体的に好きな歌割りを挙げていくと、まずは初っ端の来たぜ夏~。すばる、錦戸、大倉の3人のパートはたぶんエイトで一番華のある組み合わせ。
1番のBメロ誘ってんじゃね~のクセをつけた錦戸と下ハモの大倉、この組み合わせが最強すぎる。錦戸のやんちゃ感がめっちゃ出てる。
サビのブリッジのマジだぜ?のすばる。こういうところですばるの存在感が出てくるとエイトだなーって感じがする。
そしてサビでの大倉の下ハモと、ヤスの高音のフェイク。君は~のマル→ヤスのフェイクもめっちゃいい感じ。
2番サビのブリッジのダメだぜ?は錦戸。おお、これぞエイトって感じのすばる・錦戸のツイン構成。さすがのエイトのフロントマン二人。
なんてーか、この曲の歌割りって関ジャニ∞の王道的な歌割りなんだよね。上にも下にも広く表現ができるから、すごくエイトらしい曲に仕上がっている。
だからこそのクオリティの高さ。関ジャニ∞初の夏ソングは完璧に盛り上がれる最強ソングですよ!
バッキバキ体操 第一
初回盤B・通常盤に収録。
知らなかったんですけど、この曲はテレビ番組関ジャニクロニクルからの企画らしい。というのも、愛知県では関ジャニクロニクル放送してないんですよね、特番は一回見たけど!
ってことでなんの事前情報もなかったこの曲だったんですけど、なにこれめっちゃかっこいい!
打ち込み感満載のEDMサウンドでボーカルもいじりまくり。ちょっとエイトっぽくない雰囲気の曲ではあるんですけど、すばるのソロパートになると一気にエイトになるんだよなー。
そしてネタに全力で応えるのもある意味ではエイトらしさ。ライブではむっちゃかっこよく、かつ笑える演出で演ってくれるんだろうなーと思います。
これもリサイタルでおもいっきり盛り上がる曲になるんだろうなー。
噂のオトコマエイト!
初回盤A・通常盤に収録。
もう聴いただけで分かる、怒髪天作曲のこの曲。モンじゃい・ビート、あおっぱななどでおなじみなわけですけど、歌謡曲テイストなメロディをしっかり今風にアレンジされているのはさすが怒髪天なんですよね。
ロックに寄り過ぎないサウンドは相変わらずのブラスも特徴的ですごく盛り上がる曲になってます。
怒髪天と関ジャニ∞の相性が最強すぎる。このお祭り感は他では出せないよなー。
The Light
初回盤Aのみに収録。
いい意味で面食らったこの曲。まさかの山田のユニット曲!歌詞カード見てもそんなこと書いてないからほんとにびっくりした。
柔らかく、綺麗に混ざり合う高音。なんつーのかな、ただのスピンオフとかじゃないんですよねこれ。
曲調もクリアな、キラキラした感じでこの二人の声とめちゃくちゃマッチしてる。すごく壮大な仕上がりになっています。
丸山隆平、安田章大という二人のポテンシャルの高さがよくわかる素晴らしいユニット曲です。
エイトエイターOh!
初回盤Bのみ収録。
作詞がマルちゃんなんだけど、まぁそんなことは別にどうでもいいかなーっていう感じで。
要するにリサイタルのオープニング曲になるんだろうなーって感じの曲です。
エイターいくぞー、みたいな。行進曲テイスト。まぁそんなんです。特にいうことはないかなって感じ。
Do you agree?
通常盤のみ収録。
エイターおなじみ、ついに音源化!なライブでは今まで何度も演奏されてきたこの楽曲。
今回は新バージョンとしてメンバーみんなが演奏したものになっています。
分厚いギターサウンドはこれまでDVDで聴いてきたものそのままで、トランペットとキーボードもかなり目立つアレンジになっています。
そしてそれ以上にかっこ良くなっているのがベース。これだけ重たいサウンドを支えるベースはさらに重く、スラップで魅せるグルーブ感もたまらない。
ロックバンドとしての関ジャニ∞を支えてきたこの曲が、ここにきて進化したなーと。メンバー全員で演奏している姿を見るのはやっぱりいいですしね、ニューバージョンわたしはめっちゃ好きですよ。
リサイタルに向けて準備は万端!
ということで全曲感想はここまで。え、罪と夏だけ感想多すぎ?まぁ表題曲だし多少はね。
今回のシングルは夏コンサートである関ジャニリサイタルへ向けての曲って感じで、まさに準備は万端といったところ。
まぁわたしチケット取れてないんですけど。余裕で落選してるんですけどね。
夏コンはホールコンサートだから仕方ない。冬のドームに賭けます。ナゴヤどれか一つくらい当たるといいなー。気が早いな。
それではこのへんで。